外国人技能実習制度の闇。彼らは本当に「現代の奴隷」なのか

技能実習制度は本当に奴隷制度なのか おすすめ

時々ニュースになる外国人労働者の問題。 彼らの一部は「外国人技能実習制度」によって日本にやってきた人たちですが、 テレビやネットで見聞きするのはほとんどが良くない事件ではないでしょうか。

低賃金での過酷な単純労働。 仕事先から逃げて行方不明になる実習生。

そしてメディアによってその情報を得た私たちの中には、彼らの労働の実態にこう考える人もいたのではと思います。

「技能実習」とは名ばかりの、奴隷制度であると。

今日はそんな外国人技能実習制度の実態を知りたいと思って調べてみました。

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技能実習制度ってどんな制度?

実習制度の流れ

2018年1月に設立された、「外国人技能実習機構」いわく、

技能実習制度は、我が国で培われた技能、技術又は知識の開発途上地域等への移転を図り、当該開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与することを目的として創設された制度です。 引用:外国人技能実習機構

平たく言うと

日本の技術を教えるから、国に持って帰って役立ててね

ってことですね。

実習を希望する外国人は、自国の送り出し機関に応募します。

面接により採用が決定すると、現地で2か月の日本語教育を受けてから来日します。

日本に来たら、まず最初に日本の管理団体(組合)で1か月程度の研修を行い、各企業に配属。

採用の時点で配属される職場は決定していますが、実習生自身で地域や企業を選ぶことはできません。

実習生は「自国で元々その職業に従事していた」ことが条件になります。

しかしそのほとんどが建前だと思われます。

自国で働いていた会社から出向している形をとるので、国の送り出し機関がダミー会社を用意し、「〇〇系の企業で募集してるから〇〇の経験あるってことにして」と言われることも珍しくないそうです。

コンビニで働くことが「技能実習」といえるのか

まずは誤解を解いておきたい。

コンビニ店員は技能実習生ではありません(今のところ)。

都心のコンビニや居酒屋チェーンでは、多くの外国人店員さんをみかけるようになりました。 というか、働いている人が全員外国人でも、もはや違和感もなくなってきました。

彼らは本当に日本語が上手ですよね。

「とりあえず生で!」なんて注文しても聞き返される事なく、オーダーを通してくれます。

日本人の自分からしてみたら、「よくこんな難解な言語(日本語)を覚えようと思うよな~」と感心してしまいます。

前にも書いた通り、技能実習制度は「日本の技術を勉強して自国の発展に役立てる制度」です。

じゃあコンビニの店員がどんな技能を習得してるの?と疑問に思っていた方もいるかもしれません。

2018年現在、外国人技能実習制度で働ける業種は大きく分けると以下の通りです。

農業関係 漁業関係 建設関係 食品製造関係 繊維・衣服関係 機械・金属関係 その他(塗装・印刷・自動車整備など)

参考 国際研修協力機構HP 技能実習の職種・作業範囲について

コンビニや居酒屋のようなサービス業は含まれていません。

では、都市部を中心に、コンビニやチェーンの居酒屋で働いている外国人は何者なのでしょうか。

彼らの多くは「留学生」です。

「留学生」は「学生ビザ」で入国しており、アルバイト出来る時間は週28時間までと限られています。

留学費用として大金を払って入国しているので、裕福な家庭の出身の人が多いです。

日本人には不人気な、キツくて安いアルバイトである、コンビニ、居酒屋などでは、彼らを労働力として相当アテにしているところがあるようです。

基本的には日本の大学や専門学校を目指している(あるいは既に通っている)ので日本語のレベルは相当高い方たちです。

※実は2018年、コンビニも技能実習制度に加わることがほぼ決まっています。 「店舗運営管理」。自国でコンビニ経営をするためのノウハウを学ぶという名目です。 しかし彼らの語学力は留学生のレベルにほとんど達していません。 おそらく最初は総菜作りなど、「食品製造関係」から入るのかもしれません。

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